＜内容＞ミハイル・ゴルトシュタインによる、大変貴重なプライベート録音で、バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータの全３曲。
Ｍ．ゴルトシュタインは、ウクライナ出身のヴァイオリニストで、５歳の時に神童としてデビューした後、ロシアン・ヴァイオリンの名教師して知られる、Ｐ．ストリヤルスキーに師事した、音楽教師兼作曲家である。彼のヴァイオリニストとしての技量は圧倒的であったが、早くに腕の故障で演奏活動をリタイヤし、西ドイツへ亡命した後には、寧ろ音楽教師として知られる重鎮である。
そして当盤は、そんな彼が、弟子たちへの御手本として録音を残した、秘蔵盤中の秘蔵盤！針を落とした瞬間から、ロシアンならではの驚愕のメカニックに圧倒されるが、決して過剰な表現は避け、寧ろ作品の造形的な構成を丁寧に紡ぎ出す、正に理想的なポリフォニー！
選曲についても、パルティータのみの全３曲という特別なアプローチで、舞曲性と器楽の構成を合わせ持った、極めてアカデミックな名演である！
また録音についても、ドイツ・エレクトローラ・プレスならではの高音質で、ボーイングの細部のニュアンスまで堪能できる、大変ありがたい１枚！＜ 希少名盤！ ＞  ＜レコード番号＞ドイツ・プライベート STEREO ６６６ ５５６独エレクトーラ・プレスのプライベート盤（山吹色レーベル）で、１２インチの完全オリジナル。  ＜レコード・コンディション＞ＮＭ＋ ～ Ｍ殆んど新品同様のピカピカの極美品！ 再生音も素晴らしいです！  ＜ジャケット・コンディション＞経年変化による傷みや補修痕はあるものの、まずまず良好なコンディション。  ＜注意＞検盤は多くの場合目視によるものですが、なるべく検聴するように心掛けております。特にコンディションの良いものを選んで出品しておりますが、全てが数十年前に製作された品であることを考慮ください。完品をお求めの方や、普段ＣＤしか聴かない方は入札をよくよく検討することをお薦めします。基本的にはノークレーム、ノーリターンですが、万一不測の事態が発生した場合は、速やかに御連絡ください。